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- 中島 清(なかしまきよし)
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- きっかけ
- 家業の時計・眼鏡屋に従事するも、僅少となっていた山鹿灯籠師の技術を後世に残したいと、
山鹿灯籠師であり熊本県指定重要無形文化財保持者の父中島二人に師事。
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- これからの思い
- 修行の過程で山鹿灯籠の魅力に惹かれ、単なるミニチュアではなく、独自のスケールを持った山鹿灯籠作りを
心がけつつ制作にあたり、山鹿灯籠の伝統を受け継いでいる。近年では和紙を使ったランプシート等、
新しい作品も手掛けつつ、灯籠師の技術継承のため弟子の育成に力を入れている。
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- 中島 光代(なかしまみつよ)
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- きっかけ
- 山鹿市が灯籠師の減少を懸念して行った後継者育成事業で、灯籠教室に参加できた事をきっかけにこの道に入る。
40歳で今の師匠である中島清先生の父上中島二人先生に師事。
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- これからの思い
- 伝統とはそれを大事に思う者が受け継ぎ温め、そして後世に引き渡すことで繋がっていくと考える。
先人が温めてこられたものを、私に繋げてくださったように、
自分もしっかり温め次につなげていけたら幸せだと思う。
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- 牛嶋 富士子(うしじまふじこ)
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- きっかけ
- 金灯籠製作教室への参加で興味を持った。
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- 思い出の作品
- 櫻山八幡宮(灯籠師初作品)
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- これからの思い
- 高度な技術への挑戦と後継者の育成
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- 今村 時子
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- きっかけ
- 灯籠教室に参加して、和紙と糊だけで組み立て完成した作品に興味を持ち、この道に入る。
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- これからの思い
- 先輩が山鹿灯籠の伝統を長年亘り守ってこられた事を引き続き伝承していきたいと思います。
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- 畠山 慶司
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- きっかけ
- 平成3年中島清先生に師事、独立して現在に至る。
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- これからの思い
- 小さい時から物作りが好きで山鹿灯籠に憧れを持ち、直接中島先生に弟子入りを願う。
修行は厳しかったですが、今では有難かったと思っています。
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- 田中 久美子
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- きっかけ
- 山鹿市が主催する灯籠製作教室。その後中島清氏に師事する。十年の修行を終え平成25年灯籠師となる。
現在、山鹿灯籠民芸館に勤務し工房で実演や案内・制作体験の指導をしている。
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- 思い出の作品
- 二寸サイズ 二間の座敷造り。
小さな障子や掛軸・違い棚に子供の頃に欲しかった人形のお家を思い出す。
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- これからの思い
- 生活に密着した工芸品としての灯籠。
思い出を形に残す灯籠を作りたい。
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- 中村 潤弥
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- きっかけ
- 中学の時に授業で金灯籠を製作。もともと、物づくりに興味があったということもあり灯籠師という仕事に
あこがれを抱く。徳永正弘氏に師事。
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- 思い出の作品
- 師匠が趣味で制作した“つり鐘”
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- これからの思い
- 自分自身が作って楽しい作品を作っていきたい。そしてそれを見た人の心に残るような作品になれば嬉しい。
まだまだ修行中の身ですが、いつかは師匠のような仕事に妥協を許さないそんな職人になりたいと考えています。
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- 中島 弘敬
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- きっかけ
- 稼業である山鹿灯籠販売の店を継ぐ為、会社勤めを辞めて帰郷。
現在、父親の元で伝統の技術の習得に励む灯籠師見習い。父は中島清氏。
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- これからの思い
- 灯籠製作技術の継承の傍ら、新しい灯籠の形を模索中。
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- 坂本 ゆかり
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- きっかけ
- 初めて山鹿灯籠を見たときに、その美しさと造りの精巧さに感動し灯籠造りに憧れ、
灯籠教室を経て中島清氏に師事。
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- 思い出の作品
- 山鹿に移り住んで初めて見た金灯籠
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- これからの思い
- 私自身が初めて灯籠を見たときに感動したように、誰かに感動して見てもらえるような灯籠を作りたい。
灯籠造りの伝統を受け継ぎ、確かな技術を身に着け一生懸命精進したい。