和紙工芸山鹿灯籠

熊本・山鹿(やまが)でうまれた
和紙と糊の芸術
「山鹿灯籠」

500年以上の歴史を誇る「山鹿灯籠」。
木や金具を一切使用せず、
手漉き和紙と少量の糊だけで
精巧に作り上げる、
熊本県山鹿市の伝統工芸です。

山鹿の人々の祈り願う気持ちは、
時代や文化の変化とともに、
祭り・踊り・工芸品など様々な側面を持つ
「山鹿灯籠」へと発展していきました。

この土地で脈々と守り、継承されてきた
人々の思いと、灯籠づくりの技術。
現代を生きる灯籠師たちはそれらを受け継ぎ、
未来へ伝えるために紡ぎ続けています。

山鹿灯籠の歴史や伝統工芸品としての定義、毎年8月に開催される
「山鹿灯籠まつり」との関係について紹介します。

千人灯籠踊りで女性が頭にのせる「金灯籠」以外にも
山鹿灯籠には様々な種類があります。

どうやって和紙を立体にするのか?その秘密は500年つづく
独自の技法にありました。代表的な技法を動画で紹介します。

「山鹿灯籠まつり」で奉納灯籠を制作する「灯籠師」。
師匠のもとで修行を積み、技術を認められた職人たちです。

歴代の灯籠師による貴重な作品のほか、現役灯籠師の代表的な作品、また近年の奉納灯籠作品をご覧いただけるギャラリーページです。

山鹿灯籠を実際に見ることのできる施設や、山鹿灯籠関連商品を購入・制作依頼する事のできる工房・販売店、贈答用金灯籠の各種サイズの注文、特注作品制作のご相談窓口の情報を掲載しています。

山鹿灯籠民芸館では体験キットを使った制作体験を行っています。また、山鹿灯籠振興会では一般企業・団体からのワークショップ依頼の受付や、学校・教育機関への教育普及活動として制作体験・講演会等も開催しています。